Mix
多目的ページです。
2007'08.23.Thu
こちらでは、頂いた贈り物を大事に保管させていただいています。
*素敵な贈り物、どうも有難う御座いました*
from.Fさん
*素敵絵、どうも有難うございました*
誕プレのお礼に頂きました♪
まさか頂けるとはw
ありがとうございました!!!
これからもどうぞよろしくお願い致しますっ!
from.奈々さん
*素敵な贈り物、どうも有難う御座いました*
from.Fさん
*素敵絵、どうも有難うございました*
誕プレのお礼に頂きました♪
まさか頂けるとはw
ありがとうございました!!!
これからもどうぞよろしくお願い致しますっ!
from.奈々さん
桜と桜
桜がひとひら・・・散った・・・・
「また・・・不合格だ・・・」
こんにちは、みなさん。
そして始めまして、俺、斉藤裕樹って言います。
今、判明しました。
俺、五浪決定です・・・
「あー、もうないわぁ、俺。五浪とか・・・大学あきらめようかなぁ?」
ずらーっと並べられた、合格番号のまぶしいことったら・・・
もう、大学あきらめたほうがいいのかなぁ?
ため息1つ。
もう1つ。
横からは受かってキャーキャーと喜んでいる明らかに(言っちゃ悪いけど・・・)頭の悪そうな女の子が居た。
この子と、俺の番号間違ってんじゃないの・・・?
悲しい思いでもう一度合格番号一覧を見つめる。
まぁ、何度みても・・・ないわけで・・・
「俺、就職しよう、もう。俺には無理だったんだよ・・・」
そうだよ、もともと弁護士なんて偏差値32の俺には夢の夢の夢の夢の夢の夢のゆめーぐらいなもんだもんなぁ・・・。
ぐしゃっと、自分の番号を握り締めてビリビリに破った。
「さよーならー、おれぇー、さよーならー、べんごしー」
とぼとぼと足を引きずって、ボロアパートに帰る。
隣の凌子ちゃんになんて言おうか・・・
隣の部屋に住んでいる凌子ちゃんは俺と同い年で、大学は六大学の中にどこかで(どこかは忘れた)もちろん、一発合格で・・・
今、俺の夢の弁護士の見習いをやってるみたい・・
天と地の差ってこのことを言うのかも・・・
・・・・・・・好きだなんていえねーよなー・・・
凌子ちゃんは今日、俺の合格発表の日だって知ってる。
不合格で・・・五浪になったって言いたくないから・・・・・
会いませんよーに!!
木製の木の階段はのぼるたびにギシギシと音を立てる。
人が上ってきたら絶対分かるけど・・・・最後の・・・悪あがきで・・・
手すりに全体重のかけて必死に階段を上がる。
どうか・・・ばれな
「あ!やっぱり!裕ちゃんだぁ~、合格発表どうだった!?」
グットタイミング・・・&・・・バットタイミング・・・
凌子ちゃんが部屋から顔を出した。
きらきらとした目で俺の合格を聞きたがっている・・・
なかなか言わない俺を見て察したのか、凌子ちゃんは大きなため息をついた。
「五浪・・・決定か・・・・」
グサリ!!
そんなはっきり言わなくても・・・
まぁ・・・別に・・・いいけど・・・・
「でも、また来年あるじゃん!ね、来年また頑張れば!!」
「あ、そのことなんだけどね、俺大学あきらめることにしたわ!」
「え?」
「やっぱ俺みたいなもんが弁護士なんて務まらないしね、別に夢追いかけなくても、大学行かなくても死ぬわけじゃないし。だから・・・」
明るくそう言うと凌子ちゃんが怒鳴った。
「馬鹿!なんでそんなこと言うのよ!!もう、裕ちゃんなんて嫌い!!死んじゃえ!!!」
「え?な、どうしたの?いきなり?え?」
しどろもどろになる俺。
凌子ちゃんがこんなに怒るなんて・・・
俺なんか変なこと言った・・・?
「なんで、大学行くのやめるなんて言うのよ!なんで夢諦めちゃうのよ!!あたしは、あたしは夢に向かって頑張ってる裕ちゃんが好きなのに!!」
「・・・え?」
今、なんて・・・?
最高に顔真っ赤にして、最高に怒って
「・・・・・・・・・・・・」
沈黙。
「え、え、エイプリルフールよ!馬鹿!!夢あきらめるんじゃないわよ、馬鹿!!」
凌子ちゃんはそう言って自分の部屋に入ってしまった。
・・・・・・・エイプリルフールは一ヵ月後ですよ、お嬢さん。
「・・・・は、ははっ!ちょっと待ってよ、凌子ちゃ~ん!俺、来年また頑張るから!!」
ドアをどんどん叩く。
「待たないわよ!早く勉強しなさい、馬鹿っ!!」
受験は落ちちゃったけど、
違う桜は咲いたみたい。
「凌子ちゃぁーん!!」
「うるさい!!」
*素敵小説どうも有り難う御座いました!*
3333のキリ番で頂ました。
やっぱ、素敵ですねーv奈々さんの小説。
すごく好きですwこれからもどうぞよろしくお願いします!
from.菜の花レイさん
Where am I?
ぼくはどこ?
大切な欠片
青い空の向こうに落としてきたんだ
今度虹が出たら さがしに行こうか
かこ と みらいをつなぐ
いまを見つけに
*素敵な詩、どうも有難う御座いました♪*
誕プレで頂きました。
レイさんの詩の才能は、ほんとに素晴らしいです・・・
また、新しい作品、楽しみにしています★
「また・・・不合格だ・・・」
こんにちは、みなさん。
そして始めまして、俺、斉藤裕樹って言います。
今、判明しました。
俺、五浪決定です・・・
「あー、もうないわぁ、俺。五浪とか・・・大学あきらめようかなぁ?」
ずらーっと並べられた、合格番号のまぶしいことったら・・・
もう、大学あきらめたほうがいいのかなぁ?
ため息1つ。
もう1つ。
横からは受かってキャーキャーと喜んでいる明らかに(言っちゃ悪いけど・・・)頭の悪そうな女の子が居た。
この子と、俺の番号間違ってんじゃないの・・・?
悲しい思いでもう一度合格番号一覧を見つめる。
まぁ、何度みても・・・ないわけで・・・
「俺、就職しよう、もう。俺には無理だったんだよ・・・」
そうだよ、もともと弁護士なんて偏差値32の俺には夢の夢の夢の夢の夢の夢のゆめーぐらいなもんだもんなぁ・・・。
ぐしゃっと、自分の番号を握り締めてビリビリに破った。
「さよーならー、おれぇー、さよーならー、べんごしー」
とぼとぼと足を引きずって、ボロアパートに帰る。
隣の凌子ちゃんになんて言おうか・・・
隣の部屋に住んでいる凌子ちゃんは俺と同い年で、大学は六大学の中にどこかで(どこかは忘れた)もちろん、一発合格で・・・
今、俺の夢の弁護士の見習いをやってるみたい・・
天と地の差ってこのことを言うのかも・・・
・・・・・・・好きだなんていえねーよなー・・・
凌子ちゃんは今日、俺の合格発表の日だって知ってる。
不合格で・・・五浪になったって言いたくないから・・・・・
会いませんよーに!!
木製の木の階段はのぼるたびにギシギシと音を立てる。
人が上ってきたら絶対分かるけど・・・・最後の・・・悪あがきで・・・
手すりに全体重のかけて必死に階段を上がる。
どうか・・・ばれな
「あ!やっぱり!裕ちゃんだぁ~、合格発表どうだった!?」
グットタイミング・・・&・・・バットタイミング・・・
凌子ちゃんが部屋から顔を出した。
きらきらとした目で俺の合格を聞きたがっている・・・
なかなか言わない俺を見て察したのか、凌子ちゃんは大きなため息をついた。
「五浪・・・決定か・・・・」
グサリ!!
そんなはっきり言わなくても・・・
まぁ・・・別に・・・いいけど・・・・
「でも、また来年あるじゃん!ね、来年また頑張れば!!」
「あ、そのことなんだけどね、俺大学あきらめることにしたわ!」
「え?」
「やっぱ俺みたいなもんが弁護士なんて務まらないしね、別に夢追いかけなくても、大学行かなくても死ぬわけじゃないし。だから・・・」
明るくそう言うと凌子ちゃんが怒鳴った。
「馬鹿!なんでそんなこと言うのよ!!もう、裕ちゃんなんて嫌い!!死んじゃえ!!!」
「え?な、どうしたの?いきなり?え?」
しどろもどろになる俺。
凌子ちゃんがこんなに怒るなんて・・・
俺なんか変なこと言った・・・?
「なんで、大学行くのやめるなんて言うのよ!なんで夢諦めちゃうのよ!!あたしは、あたしは夢に向かって頑張ってる裕ちゃんが好きなのに!!」
「・・・え?」
今、なんて・・・?
最高に顔真っ赤にして、最高に怒って
「・・・・・・・・・・・・」
沈黙。
「え、え、エイプリルフールよ!馬鹿!!夢あきらめるんじゃないわよ、馬鹿!!」
凌子ちゃんはそう言って自分の部屋に入ってしまった。
・・・・・・・エイプリルフールは一ヵ月後ですよ、お嬢さん。
「・・・・は、ははっ!ちょっと待ってよ、凌子ちゃ~ん!俺、来年また頑張るから!!」
ドアをどんどん叩く。
「待たないわよ!早く勉強しなさい、馬鹿っ!!」
受験は落ちちゃったけど、
違う桜は咲いたみたい。
「凌子ちゃぁーん!!」
「うるさい!!」
*素敵小説どうも有り難う御座いました!*
3333のキリ番で頂ました。
やっぱ、素敵ですねーv奈々さんの小説。
すごく好きですwこれからもどうぞよろしくお願いします!
from.菜の花レイさん
Where am I?
ぼくはどこ?
大切な欠片
青い空の向こうに落としてきたんだ
今度虹が出たら さがしに行こうか
かこ と みらいをつなぐ
いまを見つけに
*素敵な詩、どうも有難う御座いました♪*
誕プレで頂きました。
レイさんの詩の才能は、ほんとに素晴らしいです・・・
また、新しい作品、楽しみにしています★
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